はらっぱの夏の出来事

こんにちは。プレイワーカーのぶんぶんです。これを書いている今は2020年5月。新型コロナウィルス感染症対策のため、冒険はらっぱは休園中です。そんな間に少しでもこの遊び場のことを知ってほしくて、昨年1年間の遊び場の様子を振り返りお伝えしていこうと思います。

2019年の夏は暑かったですね(毎年そう言っている気がしますが)。冒険はらっぱプレイパークも熱中症指数が高い日には臨時休園をさせてもらっていました。が、そんな猛暑が続いていても子どもたちは「開けないの~」とよく顔を出してきた姿を思い出します。

暑い中遊びたくないな~なんて思う日も多かったですが、驚くくらい遊びに来てくれたりするのもうれしく、そんな日は水をかけあって楽しんでいました。

気温が高くなってくると必ず現れるのが水鉄砲。ケタケタ笑いながらプレイワーカーに水を当てて喜ぶ子どもたちがどこからともなくあふれ出てきます。遊びの範囲と認識してよく応戦したりしてましたが、「自分がかけるのはいいけどかけられるのは嫌」と思う子どももいて、「遊ぶ」はなかなか難しいなと感じたことを思い出します。

そんな中、木材で作った枠にブルーシートを張ってそこに水をためて簡易プールを設置しました。時たまにその中に入るだけで生き返るような感覚になれました。やっぱりプールは必要だな、なんて思っていたら今までは水道でちまちま水を入れて遊んでたスナイパーたちも、大量にある水を見て寄って来ます!簡易的なプールなのにわざわざ水着に着替えて遊ぶ子どもも出てくるようになりました。そうなればもう水がかかったなんて気にしない!各々の武器で水をかけあう、大人も交じったちょっとしたバトル。かけてもかけても水がなくならずに一心不乱に水をかけあっていたあの時間。改めて「遊ぶ」っていいなと思いました。懐かしいなぁ。

 

こんな日常のほかに、はらっぱでは夏のイベントをいくつか企画していました。

1つ大きなイベントとしては夏の風物詩「流しそうめんの会」です。

 

 

 

2019/08/25 「流しそうめんの会」

 みんなで食べるのって楽しいんですよね!

この日は事前にはらっぱだより(ホームページにて掲載してます。ぜひ見てください!)や園内にてお知らせしていたのもあり、普段来ていない親子や久しぶりに来ましたといった家族連れが多かったように思います。

そんな感じでこのイベントはとても記憶に残っています。

流しそうめんをするにはまず必要になってくるのが、「竹」です。冒険はらっぱプレイパークでは竹も子どもたちが遊びに使うものの一つです。

今回はこのイベントを行うために新しい竹を採って来ました。その竹を縦に真っ二つに切り、節を削いで、並べて水を流す。それだけです。

いざそうめんを流し始めると、流し始めで全部食べられてしまうので、奥で待っている子どもたちに全然届いていませんでした。「全然来ないよ~」とお母さんが言うとそれに気づいて後ろで待っている人たちにもと気遣う様子が見られました。そうめんだけでなく、来てくれた人たちの持ちよりでフルーツなんかもコロコロしてたかな、あとタピオカも。

余ることなくみんなで食べ終わりました!その後は通常のはらっぱに戻ってみんなで元気に遊んでいました。

「こわいはなし」

 この夏はこんな小さなイベントも開催してました。

序盤でもほんの少し書きましたが、暑さによって開園が出来ない日が何度かありました。そんな日は、あいぱれっと内の部屋を休憩所としてお借りし開放していました。

この日もとても暑く、休憩がてら「こわい話し」をしようとなりました。

各々知っている怪談もしくは急遽調べる人もいて、部屋を真っ暗にし、BGMもそれっぽいものを流してと環境を作れば作るほど楽しみになってきます。でも低学年の子どもは笑顔に余裕がなくなってきます。

 

そんな感じで楽しかった子もいればちょっと怖いと思った子もいたかもしれません。少しは体感冷えたかな?暑い日に怪談は恒例行事にしたいと思いました。

今はコロナウイルスによってなかなか開園できていませんが早く終息して再開した時には元気に遊んで今年の夏もイベントを開催して楽しい時間をみんなで作れたらいいなと思っています。