新学期が始まってから、早いもので一か月が過ぎました。
ゴールデンウィークも終わり、そろそろ新生活にも慣れてくる頃でしょうか。
最近のはらっぱには、「初めて来ました!」という方が普段よりも多くいらっしゃるように思います。
場所見知り・人見知りで緊張気味な子、初めてでもさっそく思いっきり水遊びを楽しむ子など様々な子が自分のペースで思い思いに遊んでいます。
初めて来た子も日常から来ている子も、保護者の方や地域の大人の方まで、みんながみんな自分自身の「やってみたい!!」と思うことができる場を、今年度もみなさんと一緒に創っていくことができればいいな、と春の陽気に包まれながら思う、今日この頃です。
さてさて、そんな新学期にはらっぱで遊ぶ子どもたちの様子を見て「これは現代の大人にはできないことだなぁ」と感じた、子どもたちの凄いところがありました。
それは、「一度遊んだら友達!」や「友達の友達は友達!」みたいな感じで、どんどん他者との繋がりや輪を広げていくことができるところです。
昨日まで名前も知らなかった子と一緒に遊ぶうちに仲良くなっていたり、友達が連れてきた初めて会う子とすんなり遊び始めることができていたり、そんなことがこの遊び場ではよく起こっています。
人間関係が希薄になっている現代の大人たちには、なかなかできることではありません。
それをいとも簡単にやってのけてしまう子どもたちの持つ力、凄いなと思います。
特に最近では、この春小学一年生になった子たちのパワーが凄くて、「新しいお友達連れてきた!」と言ってはみんなで遊ぶということを繰り返し、日ごとに遊ぶ人数が増えていっているように感じます。このペースなら友達100人なんてあっという間にできてしまいそうです。
慣れない学校生活を送りながら、習い事もして、新しい人間関係も築いていて、今の子どもたちは日々とてつもないパワーを使っているのだと思います。
それにもかかわらず、疲れも見せずたくさん走って、たくさん遊んで。
その小さな体のどこにそんな膨大なエネルギーが秘められているのかと、いつも驚きます。
と同時に、そのパワフルな姿に私自身、元気も貰っています。
たまたま出逢った、一人の大人に過ぎませんが、これからもたくさんの子どもたちの成長を見守っていくことができたらいいなと感じたこの春でした。
(プレイワーカー りゅう)