この文章を書くにあたって、昨年1月のブログを読み返していたのですが、去年の今頃は雪が降っていたんですね~~☃
それに比べると、今年は暖かい日が多いように感じます。
特に日中は穏やかな日差しが心地よく、外遊びするにはうってつけの気候となっています。
このまま暖かい日が続いてほしい気持ちはありますが、雪遊びをしたい気持ちもあり、なんだか複雑な心境です。
そんな暖かいここ最近ですが、はらっぱでは“焚き火”が大盛り上がりをみせています。
元々、一定の子がよくやっている印象の焚き火ですが、最近の様子を見ていると、普段あまりやらないような子が参加していたり、初めてやるという子がやってみたりと、その人気に拍車がかかっています。
普段からよく焚き火をしているRくんは、
「俺は一人で焚き火したいのに、俺が“焚き火の達人”だからか、周りに人が集まって困る!」
と、困ったような口調で嬉しそうにこの焚き火の盛り上がりについて話していました。
なぜ、いまはらっぱでこんなにも焚き火の人気に火がついているのか。
その要因の一つとして、べっこう飴作りが流行っていることが挙げられます。
砂糖と水をおたまに入れて火にかければ簡単に出来上がり、その上甘くておいしいべっこう飴は、幼児さんから小学生にまで大人気!!
誰か一人がやっていると、「俺も、私もやりたい!」とどんどんやりたい子が増えていきます。
そしてなにより、子どもたち同士で作り方を伝授し合える、その手軽さがいい。
先日、素敵な場面を目撃したので、ここに共有しておきます。
とある放課後、小学一年生の子が自ら焚き火をつけていると(普段火付けはやらない子だったから、マッチを上手に擦れることに驚き!)、幼児さんとそのお母さんが「べっこう飴をやらしてください~」とやってきました。
心優しいその子は、快くそれを引き受け、すぐに火をシェアしてあげていました。
異年齢の子が一緒に火を囲む、素敵な時間だなぁと私が思っていると、不意に一年生の子が、「黄色くなるまでやったほうがいいんだよ!」と教えてあげていました。
それを受け、べっこう飴をしていたそのお母さんも、乗り気でその一年生の子を「先生」と慕い始め、「べっこう飴の先生」の誕生です。
「まあ、10回くらいは(べっこう飴を)やったことあるからね~」と得意げに語るその子はその後も、飴を火から上げるタイミング、冷やすときに水が入らないように注意すること、などのポイントを丁寧に事細かく教えてあげていました。
その背中の安心感たるや、まさしく先生そのものでした。
見事上手に飴が完成すると、べっこう飴の先生と生徒共に、とても嬉しそうな表情をしていました。
普段は一緒に遊んでいる姿を見たことがない、この組み合わせでしたが、そんなことは関係なく、仲良く過ごせてしまうのが焚き火の魅力のひとつであり、それを見事にものにしていた子どもたちの力もすごいなぁと、感じた一場面でした。
べっこう飴以外にも、焼き芋をしたり、ただただ身体を温めたりと様々な用途がある焚き火。
まだまだ冬は続きますので、寒い日もそうでない日も、心と身体を温めに冒険はらっぱにいらしてみてはいかがでしょうか。
大人でも子どもでも、年齢問わず大歓迎です!!
そして、2023年の冒険はらっぱプレイパークも何卒よろしくお願い申し上げます。
追記
書き終わってから気がついたのですが、先月のブログも焚き火の話題でしたね。笑
それだけ焚き火が盛り上がっているということで。笑
(プレイワーカー りゅう)