出逢いと別れと、しもやけと

突然の私事で恐縮ですが、私は極度の末端冷え性で、そのせいもあってか毎年寒い時期には、しもやけになり、手足を赤くパンパンに膨れ上がらせています。

薬を塗っても塗っても治らないその症状に悩んでいた、今年の2月。

 

いつものようにはらっぱで過ごしていると、とある4歳の子が私の赤い手を見てこう言いました。

「りゅうしもやけなの?血流が悪いからだ!」

 

どこでその言葉覚えたの!?という驚きと、4歳と「血流が悪い」という言葉のアンマッチさ、加えて少しこちらを責めるような口調が、私の笑いのツボを完全に捉えました。

その子のお母さんに話を伺うと、その子のお姉ちゃんも同じように、しもやけで苦しんでいて、その時の会話を聞いていたのではないかとのこと。

子どもたちって、本当に大人のことや周りのことをよく見聞きしていますね~

 

 

そんな会話をしていた頃と同じ時期に、小学6年生や高校3年生の子たちとの会話では、「もうすぐ卒業だね~」という話題がしきりに上がっていました。

「中学の部活何にする?」や「この先こんなことを学んでいく!」など、将来の話に楽しく花を咲かせていました。

 

その一方で、春から生活環境が変わってはらっぱに来られなくなる、という子もいて寂しく思うこともありましたが、「まぁ、まだもう少し一緒に過ごせる時間はあるし!」と気楽に考えていました。

 

 

 

それがどうでしょう。

時の流れは速いもので、あっという間に3月も中旬。

暖かくなってきて、しもやけに別れを告げたことは喜ばしいのですが、同時に子どもたちとの別れも近づいており、複雑な心境です。

 

『春愁』という言葉があるように、春への寂しい気持ちはありますが、子どもたちの新たな門出、新たな出逢いにワクワクする気持ちもたくさんあるので、春ってものはまったく憎めませんねぇ。

 

また、別れといっても一時的なもので、生きている限り必ずどこかでまた巡りあえると、私は信じているので、別れる最後の日には、目一杯の笑顔で子どもたちを送り出せればなーと思っています。

 

 

そして!そんな卒業、入学、出逢いと別れ、進級、新生活、しもやけの完治、などなどこの春に起こるすべてのことを祝うイベント『それぞれの春を祝う会』が、312日(日)に行われます。

みんなで楽しく春を祝うことができればなと思いますので、ぜひぜひご参加ください!!

それぞれの春をたくさん楽しみましょ~~!

 

↓の写真はここ最近の印象に残ったものたちです!

 

 

(プレイワーカー りゅう)