だいぶ時間が経ってしまいましたが、今年の文化祭について綴らせてください。
11月19日。日曜日。10時30分。
よく晴れて穏やかな天候の中、ゆらりゆるりと文化祭がスタートしました。
ここ2~3年は取り仕切ってくれる子たちがいて、そのおかげもあり『The・文化祭』という感じだったのですが、今年はそのような子が不在だったためかガラッと雰囲気が変わりました。
『日常の遊びの延長×文化祭』という感じで、ゆるっとしたいつものはらっぱの雰囲気がありつつも、祭特有の特別感もあり、これもまたいいなぁと個人的には思いました。
毎年恒例となった、その日その場限りのはらっぱ通貨(今年の通貨単位は“マンジュー”でした)が入ったお財布をはらっぱ銀行から貰い、お店巡りが始まります。
今年もたくさんのお店が出店していました。
本物の屋台さながらな射的屋さん。
マンジューを賭けてゲームをする賭け事屋さん。
ぷにぷにした片栗粉入り風船が気持ちいいダイラタンシー屋さん。
手作りのプラ板がかわいいJR東日本グッズ屋さん。
などなど、書き切れないほどたくさんのお店がありました。
子どもたちそれぞれが作る工夫を凝らしたお店を見るのが、毎年の私の楽しみになっています。
事前に準備をする子もいれば、当日来てあるもので準備をして、出店する子もいて、様々なお店が楽しめました。
また、今年は北部第一地区社会福祉協議会さんのご協力の元、地域の方にも参加していただけました。迫力満点の巨大ダルマ落としと輪投げを準備してくださり、昔遊びを楽しむことができました。晴天の下、広々とした草原でやる昔遊びは、とっても楽しそうでした。
文化祭の後半には、はらっぱ銀行で緊急事態が発生。
前半に気前よくみんなにお金を配りまくった影響で、銀行にお金が無くなってしまったのです。笑
事前に1000マンジュー入れたお財布を200セットは用意していたと思うので、20万マンジューはあったと思うのですが、、、笑
売り上げがたくさんあったお店に頼み込み、寄付をいただいて、なんとか銀行破綻の危機(?)を乗り切っていました。
そんなトラブルもあった文化祭ですが、15時30分に終了の時刻を迎えます。
各店が店じまいをそそくさとしていたところ、突然、射的屋の店主と子どもたちによる大鬼ごっこ大会が開始されました。
聞くと、店主を捕まえた子が余った景品のお菓子をもらえるという戦いだった模様。
年齢関係なく、多くの子がその鬼ごっこにも参加していて、最後の最後まで大盛り上がりの文化祭となりました。
今年の文化祭は、子どもはもちろんのこと、大人の方も楽しんでくださっていたのがとても印象的でした。
遊び場において、大人も楽しめることって結構大切だと思うんですよね。
子どもたちは、大人の様子をよーく見てますから。
大人が楽しそうに過ごしていると、それを見て子どもたちの遊びが広がっていったりもするものです。
文化祭の勢いそのままに、大人の方も楽しめる場を創っていきたいですね。
今月末には、クリスマス会も行う予定です。
(17日or 25日の予定。詳細が決まりましたら、SNSや掲示にてお知らせします!)
以前には、楽器を演奏してくれた地域の方がいて、子どもたちと一緒に聴き入った想い出も。
そういった大人の方の参加も大歓迎ですので、ぜひぜひいらしてください!!
追記
「冒険 はらっぱ」Instagramのほうに載せきれなかった文化祭の写真アップしてますのでそちらもご覧ください!
(プレイワーカー りゅう)