変わったこと、変わらないこと、変われないこと

早いもので私がはらっぱで過ごし始めてから、3年の月日が経とうとしています。

その間、本っっっ当に色んなことがありました。

 

とある雪の日には、当時小学生だった子に連れられて近所に雪かきをしに行ったりしましたし、秋の味覚を堪能するためにドングリコーヒーなるものを作ったりもしました。(過去のブログに記しているのでぜひ!)

 

そして3年も経てば、来ている子のライフステージも変わっていきます。

それに伴い、よく来ていた子がパタリと来なくなる、なんてこともざらにあります。

 

よくお母さんと一緒に来ていたあの子たち元気かなぁ。とか、

一緒に遊んだあの子は、今どうしてるかなぁ。とか。

通勤しているときや、はらっぱで過ごしているときにふとこのように思うことがあります。

みんな元気にしてるかなぁぁぁ。

 

 

また、今も変わらず来てくれている子たちにも当然変化があり、

 

小学生だったあの子が、こんなに大きくなって、考え方とかも変わってきたなーとか、

ハイハイで遊んでいた赤ちゃんが、一人でしっかりと歩いてるし、なんならたくさん喋ってる!(かわいい!!)とか。

 

最近、特にたくさんの変化を感じています。

 

変わっているのは子どもたちだけでなく、はらっぱという『場』自体もちょっとずつ変わってきています。

 

古くなった遊具は解体され、新しい遊具に生まれ変わっていますし、

コロナ禍ではできなかった飲食も気をつけながら再開し、今では焚き火で『みんなで作って、みんなで食べる』を楽しめるようになってきました。

 

日々過ごしていると気がつきにくいけれど、人って、そして人が創る場って、刻々と変わっていくんですなー。

 

そんな数えきれないほどの変化があった3年間ですが、変わらないことも確かにあって。

遊んでいるときの子どもたちの最っ高な笑顔は、今でも変わりなく輝き続けています。

子どもたちを見守る大人の方のまなざしも、温かく、優しくあり続けています。

 

来る人が変わっても、場が変化しても、それらがあり続ける限り何があっても大丈夫だと私は思っています。

 

 

そしてそして。

個々人の話になりますが、変わりたくても変われないことって、山ほどありますよネー。

私もこの3年、はらっぱで過ごす中で「この短所直したいなー」って思うこと、たくさんありました。

が、実際に変えることができたものってほんの少ししかなくて。

「また、今日も変われなかったな。」ってへこむことの連続です。

 

それでも人は、日々を歩んでいかなければいけないから。

大好きなもので武装したり、美味しいもので自分に魔法をかけたりして、なんとか乗り越えています。

 

「ダメな自分」をも愛せたらなと思うけど、それってとってもムズかしい、、、。

自分が嫌になることも多々あるけど、少しずつ、一歩ずつ、愛していくしかないですね。

長期的に見れば、きっと良いほうに向かっているはず、と信じて。

 

 

変わったことも、変わらないことも、変われないことも、人それぞれにみんなあると思うけど、今も昔も変わらない子どもたちの尊い笑顔を守るために、みんなでちょっとずつ優しさを分け合えたなら、世界はもっともーっと素敵になるのかなと、思います。

そういう場の一つに、はらっぱがなれたらなと、思います。

 

(プレイワーカー りゅう)